価値観の違いを超えて人を動かす方法

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最近、ある先輩と飲みに行って、現状とか何か色々相談してみた。「総論賛成、各論反対」にどう立ち向かうかという話だ。

結論から言うとその先輩の回答はこんな感じ。

「本当に自分が思って正しいと思い、かつやる気が本当にあるなら、プライドを捨ててでもまずはお願いしないといけないんじゃないの?」

まぁそうだね、なんて私のほうがその意見に「総論賛成各論反対」のような気分になったのが面白かったが、続けてその先輩はこう言われた。

「例えば、お前はゴルフをやらないが、俺が『ゴルフを一緒にやろうよ。ゴルフって言うのはね、適度な運動になって体にもいいし、色々な人と付き合いも広がるからビジネス的にもいいし、休日を棒にふってでもやる価値はあるし、将来への投資にもなるよ。俺がお膳立てとか全部してあげるからやらないか?』って言ったら、お前ゴルフやるか?」

・・・凄い腑に落ちた。(きっとたぶん私は「まぁ・・・考えときます、的な回答をするだろう)


なるほど、私がいつも若手や色々な人に言ってきたり誘ってきたのはこんな感じに受け止められるんだなぁ、と。

要は「価値観の違い」は「総論賛成」的な感覚や「言いだしっぺがお膳立てする」とか「口だけじゃなくてその人は行動してる」とかそういうところだけでは解決できないし、人を動かすことができないってことだ。

本当に人を動かしてでもやる価値があると思うならプライドを捨ててでもその人たちを口説き落とさないとダメだ、か。

どのプライドからそぎ落とそうかねぇ・・・。