通信講座とホテルがコラボ!?相乗効果をどう出せるか


今日は通信講座から。



業界大手のベネッセ、

そのベネッセが先月18日、

グランドプリンスホテル赤坂を手を組みました。



通信講座とホテル、

異色の組み合わせのように見えます。



何をやるのかというと、



「女性向け通信講座付き宿泊プラン」



の提供です。





斬新ではありませんか。



そんなの流行るだろうか、

それはホテルとのコラボをどう上手く利用できるかにかかっているように思います。



ベネッセはどうしたか。

まず、料理や美容、アロマ等、

女性の関心が高い講座をこのプランにあてました。



そして、宿泊する客室内には

そうした講座と連動するように



美顔器等の器具が設置され、

試してよければ持ち帰ることもできるそうです。



料金はというと、

2名1室を平日・休日に利用する場合で14,000円、



通信講座の受講料とホテル代の両方と考えれば

比較的安めの設定のように思います。



しかも美顔器が手に入る・・・

なんてお得さを誘うところもさすがです。



美容には良い睡眠も不可欠、

そうした意味でホテル側のオプション設備へも上手く誘導されれば

両方のメリットを生かせます。







各業界はそれぞれ頭打ちで顧客の奪い合いが続く中、

こうした全く別業界とのコラボで打ち出されるビジネススタイル、



こうしたスタイルは今後増えていくように思います。

どの業界も業界にとらわれないビジネスというものを

模索していく必要があるのかもしれません。



少し話しが違いますが

ある勉強会で、



「同じ目的を持った別の業界の製品・サービスを

競合と思える視点というのはかなり難しい」、



という話が出ました。





実際、製品やサービスを考えるときに

同種の競合を意識しますが、



それだけではなく、

実現の仕方は違えど目的が同じものは皆競合、と考える、



それは新しいアイデアのひとつのヒントにはなると思いますね。