SNSにみるシンプルなサービスの利点


今日はシンプルな製品について。

Ikeda Hayatoさんが
請求書.jpというサービスを題材に
シンプルなサービスについて書かれていました。

こちら → http://www.ikedahayato.com/?p=3724

この請求書.jpは何がすごい、って
ちょっと使ってみましたが、
名前からしてこのサービスが何をするのかがすぐ分かるばかりか、
使い方も完全に想像の範疇、
マニュアルなんかまったく不要です。


こちら → 請求書.jp


テンプレートも
多数用意されており、
編集や保存もでき、
ちょっとしたものならこれで十分です。

企業が使用するには色々とあるでしょうが、
実用性とかそういうところを論じたいわけではありません。


前述した通り、あまり伝えることがない、
つまりあまり宣伝用の説明が必要ないというところが
素晴らしいところです。

これは時代の流れの中で重要なことです。

なぜならSNS等が全盛し、
マーケティングや口コミにもこうしたSNS
広く普及する中、

説明が長く必要なもの、見てすぐにわからないものが
広がり易いでしょうか、

もちろん答えは否でしょう。


twitterを例にとれば140文字、
facebookだって、書けはしますが
注目されるのはウォールに抜粋される最初の数行だったりします。

それでも開発元や代理店なら
何とかしようと考えるでしょう、


この商品を短い文字で伝えるには!


でも消費者はそんなことは考えません、
こういう時代、SNS等で広げるというのは
不特定多数の人に

伝えて貰い易いサービス

というのが重要な要素になってきたのかもしれません。



ソースコードはシンプルに、メンテし易いように、
とは良く聞きますし、完全に実践レベルです。

んで、シンプルな構造の製品が出来上がったとして、
サービスとしてはシンプルでしょうか、

この機能がメイン機能ですが、
あれもこれも出来ます、
ちょっとこうすればこんなことも可能です

なーんて製品って中々伝えにくい、


結局のところ、マーケティング的に言えば
製品特性をどう考えるか、

中核、実体、付随機能

とありますが、
中核は何で、何が付随機能なのか、
というところ、その重み付けを明確にしておく、

実体や付随機能の重みづけは
そこが時代の流れで変わってくるので、
そこは都度調整しないといけない、

そんなことを思った請求書.jpの事例でした。


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