今の気持ちを備忘録として残しておく。

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 今、とあるマルチベンダのプロジェクトに参画している。といっても、私は某有名ベンダのSESとして働いているので自社の名前を出すことも基本的にはないような毎日を過ごしている。そのマルチベンダの企業といえば、IT業界で言えば名だたる企業ばかり、そんな中で仕事ができることはとても励みになるし、勉強になる。

 そんな中、今日、プロジェクトの要件定義フェーズ夜キックオフが行われた。

 2時間程度の立食形式のキックオフだったが、1時間ほどたつと、各ベンダから数人ずつ挨拶が行われ、場が盛り上がった・・・がもちろんそんな場でも自社の名前が出ることはあるわけがない。私もその場には某有名ベンダの一員としているので、自社の名前を出すことも特にないわけだ。

 そんな時間を過ごしていると、妙に悔しく、寂しい気分になったなぁ、と。こんな悔しい思いってあるんだな、と不思議な気がした。この個人の時代にそんなに会社に固執してどうする?といわれそうだが、私はどんな分野でもいいから、この企業たちと肩を並べて挨拶ができるようになろう、そんなことを強く心に誓ったし、強くなろうとも思った。

 このプロジェクトはもう数年続いているプロジェクトなので、同じような立場の自社の人間が数人いるわけだが、他の自社の人間はそんなことを感じていなかったことも少し寂しかったかも・・・。

 まぁ1年もたてば自分の感覚も変わっているかもしれないけど、今の気持ちを備忘録として残しておこうと思った記念の記事として。