YOSAKOI祭 2連覇の影にPRの定石あり
さて、今日はさとなおさんのYOSAKOIの記事から。
元ネタはこちら
→ 観る人に伝わるクリエイティブ
かの有名なさとなお)さんは
札幌のYOSAKOIに結構かかわりがあるそうです。
何でも去年まで4年間審査員もするほどの関わりぶり、
でも本人は踊れるわけでもないそうですがww
そんなYOSAKOI、
去年今年と二連覇したのは「夢想漣えさし」
このチームの2連覇にはさとなおさんの影があるようです。
もともと、さとなおさんは
「どうやって演舞を構成していけばいいかをクリエイティブディレクターの視点から講義する」
という講演をされていたそうですが、
それに興味をもったのが「夢想漣えさし」の
石岡武美さんだったそうです。
さとなおさんは、クリエイティブディレクターの視点で、
演舞について石岡さんにアドバイスをしました。
・ポイントをひとつに絞る(イイタイコトをひとつに絞る)
・他のチームと同じことをしない
・熱気・共感を大切にする
・緩急をつけ、印象的な山場を作る
面白いのは、上記のように
言いたいことを絞って、やることを決めたとき、
それをどうディレクションするか、
という問題にどのように向き合ったか
石岡さんは、
合議制ではなく、誰かひとりが一貫して上記の4点をチェックし、
演舞に対して客観的にYes/Noだけを言う存在を作る、
ということにしたそうです。
(もちろん石岡さんがその役割を担う)
石岡さんのチームは忠実にさとなおさんのアドバイスを守り
愚直に演舞を磨いていった結果、
2連覇という成績を残すこととなりました。
この4つのポイント、
もともとさとなおさんは電通の方なので、
これだけ聞くとPRの定石のように思います。
でもきっとプレゼンにも使えるし、
商談にも使える、
何か人に伝える場合のすべてに当てはまります。
ようはPRや広告というのは
如何に人にメッセージを届けて、そのメッセージに応えてもらうということが目標なので、
そういう意味でその定石というのは
色々なところでとても役に立つということなのだ、と
このYOSAKOIの事例を聞いて思いました。
そう思うと、PRの手法とかそういうものは
業界に限らず色々な人が知っていて
損はないどころか得になる、
そんなことを思いましたね。