ソニーの好奇心プロジェクトにみるソーシャルな動き


今日はソニーの企画から。



“make.believe”好奇心プロジェクト





ニーらしいプロジェクトではないですか。



ところで

make.believe

というのはご存知でしょうか。




れは、昨年9月、

ソニーがブランドメッセージとして導入したものです。



make.believe(メイク・ドット・ビリーブ)


動(メイク)と精神(ビリーブ)を結びつける(ドット)という意味ということです。



この好奇心プロジェクトは、

3つの柱がありま
す。



dot port、dot film、dot graphic



です。



dot
portは好奇心を呼び覚ます不思議な球体、

dot filmは好奇心を刺激するコンセプトフィルム、

dot
graphicは街行く人の好奇心を刺激する146種類のポスター、



ということですが、

filmとgraphicはまだ公開され
ていませんが、

dot portは公開されています。



「dot port」とは、

物理的に今六本木に設置されている球体です。

(これからあち
こちに移動するよう)



そして、この
dot portからは、サイトとTwitterで30分に一度、

1日で48個の「呼びかけ」が投げかけ
られてくるのです。



その答えを誰かがサイト等か
ら書き込むと「dot port」に取り込まれ、

それが繋がりを生みます。



その答えを考えるときや、

人の答えから想像するそのつながりが

好奇心をうむ、というこ
とですね。



今朝、家から書き込んだら、

そのままその球面に表示されました。



ネット上だけでなく、

物理的
にも存在するというところが

面白いところです。



他にも

twitter,PSP,walkman,モバイルサイトとも

連携しているようです。





この好奇心プロジェクトから見えてくることは

色々とあります。



ソニーのブラン
ディングメッセージを広く伝えるということ、

・ソーシャルな流れに参加する意思とこれからにおける覚悟を見せるということ、

・ユーザとの
「つながり」を通じてアイデアを生み出すきっかけとするということ、

・ユーザも相互につながることで好奇心やアイデアを生んで欲しいという願い、


製品群のつながりによる顧客囲い込み



・・・etc





若干、カタチはソニーライクなやり方になっていますが、

ソー
シャルな流れの中で、

企業がどう顧客と対話していくか、

に対するソニーのひとつの解なのでしょう。



こうした活動が本格化
すると、

企業のブランディングは、

静的なサイトだけではなくなります。





つまり、



システム開発
在り方・考え方・範囲が変わる、



そういうことです・・・。