サントリーの隠れた次の一手は何なのか 〜ハイボール戦略の影に・・・




さて、今日はハイボール



ハイボール、皆さんいか
がでしょうか。

飲んでますか?

もう飽きましたか?



私は流行が好きな人間なので

最近はもうお店でハイボールを飲むこと
はほとんどありません。



家で飲んでいて

ちょっと足りないけど

でもウィスキーロックってほどでもないな、




いうときに飲みます。

(後はお客さんが来て大量に酒が必要なとき)



きっと、世のハイボールブームも

もう全盛期は過ぎたとように見えます。





以前にも書いたとおり、

サントリーハイボール普及戦略は

素晴らしいものでした。



ハイボールブームにみるサントリーの凄さ





の根幹には何があったかというと、



ハイボールをエントリーとして、

新たなウィスキー世代を作りたい、



要は、

ウィ
スキー本体をどう売るか、しかも長期的に、

という視点で見たときに、



まずはウィスキーを知ってもらおう、

というやり方で
した。

(でそのやり方の気合が半端じゃなかった。)





そんなサントリーが今度は

売り場の拡大をします。




の場所とは、球場です。



野球場にあるビールサーバを背負って売るイメージで

ハイボール」を野球場などで提供できる器材「角ハイおんぶ」

を開発したそうです。(1杯600円)



個人的にそれはどうなのか、と。



力を入れるところは

そこなのでしょうか、本当に。



ハイボールを売ることが目的になり過ぎてしまっている

気がしてなりません。



確かにハイボールは、

それ単体でも商品として売り出しているし、



キリンも「世界のハイボール」を出してきて

競争状態にはなってい
ます。

(でもこのキリンの商品は正式にハイボールなの?という疑問も・・・)



そういうところでテコ入れという気持ちは分かります
が、

今やるべきことは、売り場の拡大よりも

ウィスキーへつなげるラインをもっと太くすることだと思います。



それができないと何が起こるか、



ハイボールが売れたとしても

ハイボールが売れなくなったら

それで残るものがありません。



本来は、そこからウィスキー需要が高まるはずなのです。



しかし残念なことに、

私の周りでウィスキーを新たに飲み始めた、

という人を私はあまり知りません。

(飲んでいる人はもとから飲んでいる)



そのあたりを軽んじていると、

あがりかけたウィス
キー需要を

みすみす失うことになりかねない、



私はそう思っています。





ただ、そこはサントリー

考えていないはずはありません。



なので、

もうそろそろサントリー次の一手が出てくるのではないか、



そう思ってや
まないこの頃、

状況に注目しておきたいと思います。



何にしても、

真の目的は何なのか、

そういうことを考えるには良い例、



エントリー商品戦略なんかを考えるときには

必要なことです。



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