アップルのブランド VS ソニーの技術力!! 〜顧客満足度から見る今後の展望
今日は久々、ウォークマン、
ウォークマン、
09年8月にソ
ニーが月次の販売台数で
ipodを抑えて一時トップに立ちました。
これは、ソニーの快進撃として
大きく報道されました
し、
ドキュメンタリー(ルビコンの泉)でも紹介されたりしました。
その後どうなったのでしょうか。
実は、9月の
ipodの新型機種発売によって、
さらっとアップルがソニーから首位を奪還しています。
その後はまたソニーが新機種投入で首位を
接近、
など壮絶な戦いが続いています。
で、一方、そうしたオーディオプレーヤーの
満足度調査を見てみると
ま
た別の側面が見えてきます。
総合的な満足度では
やはりアップルに軍配、
iPod touchが首位です。
し
かし、2位はウォークマンS、
約5ポイント差と肉薄しています。
この後、3位、4位、5位はいずれもアップル、
と見る
と、ソニーの惨敗のように見えますが、
もう少し中身を見ていくと、
iPodは
デザイン
ブランド(持つ喜
び)
使い易さ
なんかに高得点であり強い部分、
しかし、ウォークマンが強い部分、それは
音質
付
加機能(ノイズキャンセラ等)
イヤホン性能
バッテリー駆動時間
・・・
そう、これはプレーヤーとしての
基
本的な部分、
特に音質に関しては、
実に40倍近い差があります。
(1.4ポイント/54ポイント)
技
術のソニー、
その名に恥じない、
そして戦略通りなのかもしれません。
ガチンコ勝負をくりかえしていますが、
戦
略としてそれぞれフォーカスをあてている点が異なる、
アップルの不要なものは落とす、
という現代マーケティング的な手法に対し
て、
ソニーのブランドをこれまで支えてきた技術も捨てない、
という意地での対抗、
日本は、海外よりも
こ
うした基盤技術は訴求し易い市場、
日本での市場開拓方法がそのまま世界に通用するとは思いませんが、
まずは日本でアップルの牙城
を崩すことができるか、
それには、携帯型オーディオだけでなく、
もっとトータルな戦略がひとつの要素になると私は見ています。
アッ
プルの持っていない製品分野あたりから
顧客囲い込みを狙う、
というのもひとつの手なのかもしれません。