超パラッとできる炒飯!? 〜商品リニューアルに見る江崎グリコの自信


今日はチャーハン。



江崎グリコは先週2月16日、

既存のチャーハンの素シリーズをリニューアルしました。



「焼豚
五目炒飯の素」

豚キムチ炒飯の素」

「ねぎ塩豚カルビ炒飯の素」 

「黒チャーハンの素」



また、新たに



「ピ
リ辛ビビンバ味炒飯の素」



を期間限定ながらラインナップとして拡充しています。







どのようにリニューアル
したのでしょうか。

パッケージを見れば分かります。



「超パラッとできる」焼豚五目炒飯の素



今までどうだったかと
いうと、



「たれ仕上げ」焼豚五目炒飯の素



でした。

サブタイトル的に「パラッと仕上がる」とは書いてありましたけ
ど。





STPはそのままに

製品戦略において

「中核」「実体」「付随機能」の

「実体」を強化してきたわけで
す。



「中核」は顧客が製品やサービスを購入することによって手に入れたい主な便益、

「実体」は製品の特性を構成する要素、

「付随機能」とは、それによって製品の価値を高める要素



でした。






ちろん「中核」はより美味しい炒飯が食べたいでしょう。



「実体」は今までもきっと

「パラっと仕上がる」でした。

しかし、
その理由は「たれ仕上げ」だったから。



確かに顆粒よりはタレの方がパラパラになりやすい

ということからここを訴求ポイントとし
ていたわけですが、

今度は、パッケージ上でも



「超パラッとできる」



という文言を大々的に上部にもってきて


伝しています。



言うなれば「実体」が

「パラっと仕上がる」から「超パラッとできる」に強化されたわけです。






はなぜそんなにパラッとできたのか、



実は、同社が炊き込みご飯の新製品の研究中に

ゼラチンでだしを固めたら使い易いのではない
か、

というアイデアがでたとか。



実際に試してみると副次的に

炊き込みご飯がパラッとなったそうです。




こで、分析をしてみると

ゼラチンがご飯の表面を薄く覆うために

ご飯同士がくっつきにくくなっていることが分かりました。





で、
それを炒飯のもとに応用できないか、

ということで開発されたのが、

「超パラッとできる」シリーズです。



実際、鍋フリもせ
ずに

木べら一本でパラパラになるそうですよ。



旦那さん、彼氏の鍋フリで

(こぼれて)コンロが汚くなるとお嘆きの方は


非試してみてください。(笑)





新しいニーズを掘り起こすのではなく、

現在のニーズをより満足させるための改良、




々的に広告を打ってる感じはありませんが、

「試してみよう」という気を十分に起こさせてくれる商品です。



既に固定客はいるでしょ
うから、

新商品を使った後の口コミ効果を狙っているのかもしれません。



ペタしてね




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