広告はどこに向かっていくのか!?




マーケティングの4Pと言えばあまりにも有名ですが、

その中のプロモーション、

いわゆる販促のあたり、



もちろんそれだけで考えるのは危険だし、

ひとつを切り取って戦略を考えるなんて

ないと思いますが、



今日は敢えて

そこを切り取って

しかも「広告」のあたりで考えてみたい。



要は、須田さんの



「使ってもらえる広告」



を読んでちょっと感慨深いものがあったので

それについて書きたいと。





私は広告が好きです。



電車のつり広告から

街の看板、ウェブ広告からデジタルサイネージまで

何を伝えたいのか、これで伝わってくるか、

と考えるのが大好きで、



個人的にはシステム開発という生業で

そうしたところには直接かかわっていないのですが、

広告的な感覚というのは

システム設計をする上でも役に立ちます。



あるいは、ソリューションと呼ばれる

ある種のサービスを考える際には

とても重要な感覚だと思っています。



最近、広告業界も厳しいという現状で、

ちょっと前に「明日の広告(佐藤尚之)」を読んで

色々な現状とか見えてきて、



そんなときに

「使ってもらえる広告(須田和博)」に出会い

ちょっとすっきりした気分になりました。



コミュニティの核にあるストーリー、

そして新しい付加価値の共有、



広告に求められるものは果てしなく大きい、



というよりは、

それはもはや「広告」というひとつの領域を超え始めている、



そういう意味ではある意味、

広告業界が衰退するという世間の感覚は

皮肉にも正しいのかもしれません。



サービスであり、プラットフォームであり、表現でもある、



これは今までクリエーターと言われてきた方々と

我々システム屋さんの垣根が少しずつなくなりかけてきていることを

意味するような気がしています。



私は大学院まで数学を専攻しましたが、

数学ではある事象を



代数的なアプローチで証明したり、

解析的なアプローチで証明したりと、

複数のアプローチで挑むことがあります。



今回、須田さんの本を読んで

次代の広告は似たような感覚があるなぁと。



つまり、

システム屋的なアプローチで次代の広告に携わることも可能、

と思ったんです。



技術というのは日進月歩、

次から次へと新しい技術が出てきますが、



それをすべて習得することなんてできない、

だから技術屋としては得意分野とかこれからも残るであろう技術を

取捨選択して取り入れながら生きているはずです。



その取捨選択は人によっていて

ある人はこの技術が好きで、あの技術が残ると思い、・・・

って感じではありますが、



どっちにしてもそういう姿勢が重要であって、

その辺りは皆なんとなくうまくやっているように思います。



えっと、このブログの終わりが見えなくなってきましたが、

要は、



徐々に業界の垣根ってなくなりつつある、



というのを最近ひしひしと感じるなぁ

といいたかった・・・



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