カロリー表示はネガティブか!?


今日はダイエットについて。



ちょっとフランクな話題です。



世の中は健康志向、

そしてダイエット志向、



これはメタボという言葉が世に出始めた頃からの傾向
です。





こうした傾向はコンビニなんかを見ていると

顕著に出てきます。



なぜなら、

コンビニはスー
パーなどと違って

売り場が小さい、

陳列できる商品も限られていますから

必然的に時代に合った商品に絞られてくるわけです。






んなコンビニのカップラーメンの隣には、

春雨ヌードルが全盛です。



この春雨ヌードル

どんなにガッツリな雰囲気があろう
とも

200kcalを超えることはまずありません。



酒を飲んだ後に

どうしても食べたい人はこういうものがよいと思いま
す。



そういう低カロリーヌードルは

なぜか坦々麺やとんこつなどこってりスープが多い、



これは痩せたい人にター
ゲットを絞ったための

必然ともいえます。





そういう商品は明らかなのですが、

実は、最近の商品は

カロリー
表示されている商品が非常に多いことに気づきます。



一方、中にはたまにカロリー表示をしていないものがある。



これは何か
というと、

早い話が「カロリーを気にする人」をターゲットと

しているわけではないと考えることができます。



でもじゃぁ
「カロリーを表示する」ということは

どういうことなのか、

売上にはどう関わるのか、



つまるところ、



「カ
ロリー表示はネガティブか」



という疑問が沸きます。





メーカー側から見ると

きっと「表示すると購入を見送
られそう」で嫌だ、

ということはありそうです。



でも本当にそうでしょうか。





ダイエットをしている人は


日毎日を本当に我慢しているわけではきっとないと思います。



飲み会があったり、

何か大きなことを終えた日は

カロリーなん
て無視する日、



つまり、

開き直ったときはカロリーなんてみない



わけです。





顕著な例は贅
沢品です。

贅沢品は何か特別なときに買うもの、

そんなものにカロリー表示は必要ありません。



逆に日頃使う一般的な食品、


常食品には表示するべき



というのが分かり易いところです。





なので、考えるべきことは、

日常商品というの
は、

時代の流れで



「カロリーを下げる努力をするべき」商品



と私は思ってます。



それがメーカーの
意向にそぐわないとかは無関係に

ターゲットの変化を見極めるべきだと。



それを考慮したうえで、さらにセグメントを絞って敢え
て・・・

というのはひとつの手とは思いますが。





逆に贅沢品はそんな努力は不要で、

そんなところに努力するよりは

もっ
とフォーカスを別のところに置くべきなのです。





というのが私の最近の考えですが、



では、



「つま
み」



という部類はどうなんでしょうか。



ここはどちらかと言えば日常品、

カロリーを下げる努力をした方が良いと思
います。

特に酒飲みにはお酒のカロリーもバカになりませんから。



そこで、明らかに「つまみ」とした商品で

カロリーが表示
されていないということにどう思うかというと、



「逆に敬遠されるのでは?」



と思っています。






こが、今回の主題



「カロリー表示はネガティブか」



にかかってくるのですが、



実は

「カロリーが表
示されていないことの方がネガティブ」

なのではないでしょうか。





どうしてもそのカロリーが高くて抑えきれない、


まり、

「表示すると買ってもらえなさそうなので表示しない」

という選択は私からするとあまり良い選択とは思えず、



むしろ
「カロリーを抑える努力ができない」、

あるいは「それ以上もう抑えられない」のならば、



「つまみ」というカテゴリで勝負するので
はなく

思い切ってもっと別のセグメントで勝負したらだめなんでしょうか。