もう次を待ちきれない!? 〜漫画全巻ドットコムの狙い


今日は漫画で。


漫画全巻ドットコム



大人買いする人にはたまらないサービス、

株式会社TORICOが展開していま
す。

社長は安藤拓郎氏。


もともとは中国で作った靴を

日本で売ろうということで作った会社だそうです、



の事業が行き詰まり、

友人と二人で新しいアイデアを考えたところ、


『コミックやDVD、ピザやコーラがセットで土曜日の朝に届く
ような、

週末ひきこもりセットとかがあったら嬉しくないかな』


という『週末ひきこもりセット』というアイデアから、

その
とっかかりとして漫画全巻を、

ということになったそうです。


この週末ひきこもりセット、

嫁と娘がいない私には是非欲しい
セットです。(笑)

きっと本当にあったらひきこもりますね。




話をもとに戻して、

06年8月に立ち上がった漫画全
巻ドットコムですが、


漫画世代が社会人になったこともあって

ヒットしていきます。



今や、漫画が原作のド
ラマは当たり前、

その流れで映画やスペシャル番組が作られたりと、

漫画は世に欠かせないものになっています。


漫画を読ん
でいなくても、

ドラマが面白いと思えば原作を読みたくなるし、


逆に原作を知っている人なら

ドラマは少しは見てみようか
な、と思わせる。


デジタルメディアと紙媒体で

上手い相乗効果がきいている昨今では、

読みたいと思ったユーザに


巻をそろえることをサポートするこうしたサービスは理にかなっています。


しかも、web2.0と言われて

ブログ等でユーザが発信
することが多くなった時期も重なり、

好きな芸能人が


「この漫画面白い、はまってます」


なんてブログに書こうもの
なら

一気に売れることでしょう。


今の時代、

ネットをしながらテレビをながら見している人は

かなり多いという調査
が出ています。


そうした人には、

ちょっとしたバラエティの芸能人の発言を

すぐ検索かけたりする、


そうす
るとまた・・・なんてことが。


後はパチンコのCMに漫画を使ったりするものも多いですし、

そうしたことにも売上が左右されるそう
です。



Rookiesがドラマや映画でガンガンやっていたときは、

やはり売れまくったとか。


メインユー
ザはというと、

やはり20歳代後半〜30歳代のビジネスマン、

ここはかなり分かりますね。


後は主婦層だそうです。

・・・
なんとなく分かる気はします。

(うちの嫁は漫画を読みませんけど)




今の時代、ネットという情報過多な時代にあり


報提供のスピードも格段にあがりました。


安藤社長曰く、


もう現代人は週刊とか月刊なんて待ち切れない、

でも単行
本はもっと感覚が長い、


そうするとその間を埋める何かを

電子ブックみたいな形で提供できないか、


ということを模
索されているようです。




ビジネスの世界も消費者の世界も

スピード感に溢れている、ということは

疑いよう
もない事実、


もし、全巻ドットコムを使って「まとめ読み」というところの本質が、

安藤社長の言うように


「次の情
報を待ちきれない」


という思いに端を発しているならば、

そうした切り口でのサービスというのは

まだあるような気がしませ
んか?


といってもそうカンタンには浮かばないのですが・・・。


ペタしてね






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