『Spa王』ブランドを巧みに利用する日清食品の上手さと本気！！

今日は即席麺から。

結婚してからあまりカップ麺とか

食べなくなりましたが、

独身時代はカップ麺のお世話に

なりっぱなしでした。

料理も嫌いじゃないですが、

やっぱお手軽感に勝るものはありません。

でもまぁ最近は食べないので

最近の即席カップ麺事情に詳しくないわけですが、

日経ＭＪに、

11月のＰＯＳﾃﾞｰﾀをもとにした

即席パスタ・グラタンの売上トップ１０が発表されていました。

はい、thinking time・・・

こちら

１位　レンジSpa王　カルボナーラグラタン風

２位　ピアット　ミラノ風　ミードドリア

３位　レンジSpa王　ナポリタン喫茶店風

でした。（４位以下は省略・・・）

どうでしょう、

グラタンはともかく、

即席パスタはSpa王というイメージは確かに強いので

結果にはそんなに驚きはありません。

１位のレンジSpa王　カルボナーラグラタン風は

金額シェアでは29.2％と圧倒的です。

何がこんなに人気なのでしょうか。

・・・で私は知らなかったのですが、

今の（全部じゃないでしょうが）Spa王ってお湯が要らないそうです。

（あれ？常識？？）

レンジで！！

「レンジSpa王　カルボナーラグラタン風」

というその名の通りレンジで３分チンっと。

同商品はグラタン風という通り、

レンジを使うことで焼き色もつくそうです。

驚きです。

これがひとつの付加価値なのでしょうが、

１消費者から考えると

お湯が要らないというのは何よりです。

私も１人暮らしをしていた頃は

そんなにずっと家にいるわけでもないので、

ポットにお湯を・・・ってのは

よっぽど寒い時期で頻繁にコーヒーやお茶を飲む、

なんてときくらいしかありませんでした。

ポットのお湯の変え時っていつ？

とか思ったりしますし（私だけ？）

何かと考えているよりは

その場その場で沸かしてしまいます。

例えば、生活スタイルとしては

家に帰る途中にコンビニで買って、

スーツを脱ぐ前にレンジにセットして、

手を洗ったり着替えたりしているうちに出来上がれば

あとは食べるだけ。

お湯を沸かす・捨てる

なんて手間が要らないってのは魅力的です。

子供がいない世帯や

共働き世帯が増えている現状、

火を使うのは危ないお年寄りの１人暮らしの増加など、

そうしたことを考えると時代にマッチした商品だと思います。

ただ、今までも冷凍食品なんかで

レンジで・・・という商品はあったはずです。

そこと一線を画すために

今まで育て上げてきたSpa王というブランドを利用したこと、

そして焼き色がついて香ばしさも、

なんていう付加価値で勝負に出ているところは

日清食品の上手さと本気を感じます。

嫁がいない間に

こうした商品も自分でまとめ食いしてみようと思います。（笑）