特に良い出来のボジョレーで活性化は起きたのか!?




先日、サントリーハイボールのお話を書きましたが、

今度は、キリンがハイボールを発売するそうです。

その名も、



「世界のハイボール



なんで世界?



世界にある樽熟成したお酒を使用するから、

だそうです。



詳しくはこちら → http://www.kirin.co.jp/company/news/2009/1125_01.html




でも、そもそも

キリンとサントリーは統合交渉中、

なぜにいちいち競合する商品を出すのか、と。





そこは戦略とかどうのこうのとかではなく、

ビールが低迷している今、

とにかく競争をしていかないと

国内アルコール飲料の縮小に歯止めがかからない、

ということのようです。

ご立派です。



そんな国内アルコール飲料ですが、

11月にはボジョレーヌーボーが解禁となりました。



消費低迷の中、

今年は特に美味しいといわれるボジョレーですが、

騒がれたのは最初だけだったように思います。

活性化とまでは全くいきませんでした。



ひとつ興味深かったのは

ペットボトル入りのボジョレーが発売されたことでしょうか。



でも今ひとつ大きな話題にはなりませんでした。

私の尊敬する金森さんも



「何やら決め手に欠けるポジショニングと、誰が買うのか分らないターゲティング」



とブログで書かれていましたし、

ああいう年に1回ものなんてのは

個人的にはビンの方が高級感があっていいと思うんですけどね。





ボジョレーと言えば、

ドンキや西友がまたまた低価格路線を突っ走っています。



何だか、デフレとはいえ、囚人のジレンマがあるとはいえ、

この理由と訴求力の少ない低価格化の波で

もう低価格化というところだけでは訴求力が弱くなりつつあるように思います。



低価格化の先方だった、ユニクロは、

すでにグローバル化を見据え、

高品質のものをほどほどの価格で、

という低価格戦略から抜け出しています。

(低価格はジーユーにおまかせ)



ユニクロがそうだから、というわけではないですが

確かに低価格化は消費者のお財布には優しいものの、

そろそろ「価値」というところにも主眼を置きなおさないと、

また客離れを起こしそうな気がしてなりませんね。



今日は何だか雑多な感じでした。



こういう日はネタがないんだな、

と感じてください