mixi年賀状というサービスの凄さ



今日は年賀状について。


年賀状の時期になってきました。

もうそろそろ準備にかからなければいけません。


さぁ今年もmixi年賀状が活躍しそうです。


mixi年賀状

ご存知の方も多いと思いますが、

08年に始まったmixi郵便事業会社が提携して

行っているサービスです。


簡単に言うと、

ネット上の友達に年賀状を送ることを代行するサービス、です。


ただ、もちろんネット上の知り合いには

顔はもちろん、本名や住所なんて知らない人も多い、


自分のプロフィールに本当の住所を公開している人なんて少ないはずなので、

もちろんサーバーにも情報はないはずです。




じゃぁどうするのかと言うとこういう仕組みです。


送り手側が年賀状を送ろうとすると、

受け手側にメールで

「xxさんがあなたにミクシィ年賀状を送ろうとしている」

という旨のメッセージが届き、

OKなら住所を入力するとそこに年賀状が届くというわけです。



これは何気ないように見えますが

凄いことだと思います。


まず第1に相手の住所も名前も知らない人に

メールではなく本物の年賀状が送れるということ、


ということは、個人情報の機密性が失われないということですね。


逆に送り手も自分の住所を公開する必要はありません。


送り手は自分の住所を書くことも出来れば、


mixi事務局」を送り先住所に選ぶこともできるからです。


例えば、これを機会に相手に自分の住所を相手に知らせたい

という場合は、自分の住所を書けばよいだけです。


第2に安さと支払いが簡単なことです。


値段は1枚0円から48円、98円と中々お手ごろです。

企業の広告で安値が実現できるというわけです。


今年からは携帯からもmixi年賀状が可能になったことで、


携帯の月々料金に加算することで支払いが可能になり、


課金のハードルも下がりました。




第3にリアルに相手の居場所に届けることができることです。


送り手が相手の住所を入力しなくて良い、

ということは

例えば、相手が一時的に出張で自宅以外の場所にいたりしても

リアルタイムにいる場所に届けることが可能です。

なぜなら、住所は受け手が入力するわけですから。



これって凄いことではないでしょうか。



誰だか分からないが、

ネット上でいつも日記やメッセージを送りあっている、

あるいは昔の友人だが今どこに住んでいるかは知らない、

何ていう人にも


PCや携帯の前にいるだけで

まさに相手が今いるリアルな場所に本物の年賀状を送れてしまう、


何だか何気ないサービスのように見えますが、

サービスレベルとしてはモノ凄いもののように感じられます。

(少なくとも私には)


これもネットとリアルの垣根が少しずつ

取り払われつつある現象のひとつということでしょう。


時代は着実に変わってますね。