電子書籍市場の戦いに忍び寄るアップルの影・・・



さて、今日は電子書籍から。


電子書籍といえば、そう、キンドル@amazonでしょう。

(そうでもないですか?思い込み?)


アメリカ市場では、

電子書籍端末販売台数は

昨年の1.5倍に伸びており、

さらに来年は2倍になる見通しとのことです。


そうなると電子書籍端末もさぞかし高性能、


・・・かと思いきやそうでもないようです。


インタフェースの問題、

バッテリーの問題、

通信の問題、

重量の問題・・・


などまだまだ山積です。


なのに市場は伸びている。

となるとメーカーも力を入れざるを得ません。


さて、そうした電子書籍端末は

勿論キンドルだけではありません。


米書店最大手のB&Nが11月に発売する

電子書籍端末「ヌーク」、


これはキンドルと価格では互角ですが、

今のところ重量面とバッテリーの問題を抱えています。


しかし、キンドルにはない有効手ももっています。

キンドルの弱点でもあるのですが、


キンドルamazonから購入する以外に購入手段がないのに対し、

ヌークは家電量販店で売られます。


ということは、

実際に手にとって触ってから買うことができるわけです。

これは(少なくとも2万円以上するものとしては)大きいことです。


また、ヌークは電子書籍の貸し借りができるそうです。

これも強みになる気がしますね。


そんな2強にSONYも黙ってはいません。

年末商戦を控え、無線通信、大型スクリーン、多様なファイル形式対応、

などを搭載した端末を発売予定です。

ここは価格がネックになりそうです。



そんな加熱する電子書籍端末市場、

そこでまたまた虎視眈々と市場を席巻するかもしれない輩、


そう、アップルです。


そもそも、iPhoneに無料アプリをダウンロードすれば、

電子書籍を購入してダウンロードすることができる・・・


その上、アップルは電子書籍端末を開発中であるとかないとか・・・


もう不気味さが最高潮です。


携帯音楽プレーヤーで市場の先達を一気にごぼう抜きした実力が

この電子書籍分野でまた見ることになるかもしれません。


とにかく不気味です・・・。