そのキャッチコピーの真の意味はユーザに届いているか!?


今日はキャッチコピーについて。



広告業界も大変な不振ですが、

インターネット上の広告はどうでしょうか。



バナー広告、

懸賞プレゼント型広告、

キーワード広告、

etc・・・



今、反応がよいのは



検索連動型のキーワード広告と、

一部の大手ショッピングモールの広告くらい、



だそうです。



これは特に珍しいことではありません。



インターネットという媒体が、

(家電のような)普通のものになったことで

反応も普通となった、



というのが大方の見方です。



しかし、今週の東洋経済を見た限りでは

インターネット広告は伸びている、と書いてありました。

広告業界の不振に比べればということなのでしょうか。



このようなネット広告、

重要なのは広告としてひとくくりに論じてしまわないことです。



ネット広告の展開で注意すべきこととして

抽象的な目的や表現を使わないということが言われています。



これはネットの場合、

高い広告効果を生まないからです。



これはネットの特性を考えれば分かります。



テレビのように何かをしながら見るという

「ながら見」がないからです。



こういう媒体の場合、

ブランドイメージや響き云々で攻めるよりも

商品に直接興味をもってもらう方が得策です。



性質としては、

ダイレクトメールや折込チラシに近いわけです。





ということは、前述のような抽象的なコピーではなく、

具体的なキャッチコピーを用いなければ

効果が薄いということですね。





たまに何を売る気なのか分からない広告がありますが、

それはそもそも「何かを」売る気のないブランドイメージ広告だったりする、



そしてその目的だったら

ネットを使ってユーザに余計な混乱をきたすよりも

テレビCMや新聞広告の方がよいワケです。



逆に、

「まさしくこの商品を売りたい」

というなら、ネット上で広告を展開した方が

効果は高い可能性がある、ということです。





こうした媒体の性質によって

キャッチコピーを変化させる、



よくよく考えれば分かりますが、

広告も奥が深いな、と思いますね。