洗面台の穴は真ん中にないといけませんか!?


さて、今日はクリナップから。



クリナップと聞いてピンと来る方は、

マイホームをお持ちの方でしょうか。



クリナップは、システムキッチンなどを製造する

住宅機器メーカーです。

大手ですね。





そんなクリナップが

ティアリス
」という洗面化粧台を今月発売しま・・・もう、したのかな。



とにかく9月発売です。





売りは、洗面化粧台の洗面ボール(水の出るへこんだところ)が

真ん中にないことです。



そこで広いスペースがまとめてできるので

割とものをまとめて置き易い。



従来のように真ん中にあると、

その洗面ボールを囲むように

ものが分散したりしていませんか?



我が家はそうなっています・・・。



特に女性の方はものが多いのでそうならざるを得ないのではないでしょうか。



そしてもうひとつ、

皆さんのご自宅の洗面台の下はどうなっているでしょうか。



真ん中の洗面ボールの下、

観音開きの収納になっていることが多いのではないでしょうか。

(サイドは引き出しとしても)



配管設備のために

洗面ボールの下に引き出しを作るのは難しい、

それが業界の暗黙の了解でした。



その配管設備を改良することにより、

クリナップは、十分な容量の引き出しを洗面ボールの下に

作ることができたのです。



従来も引き出しつきのものがあったようですが、

その配管のために変形な引き出しだったようです。





このティアリスは新聞に載っていたのですが、

私は、

「洗面ボールを左に寄せたことで引き出しが可能になった」、

と読み違えてしまってその理由が分からず大変悩みました。



しょうがないので(?)消費者センターに電話をしてみたところ

技術者の方につながれ、



「洗面ボールを左に寄せた」ことは関係なく、

配管設備の改良によるもの、



と丁寧にご説明いただきました。

クリナップの好感度があがりました(笑)





洗面ボールは真ん中、

いち消費者としても疑問に思ったことはなかったのですが、



そこに切り込んだ発想、

面白いと思いましたね。



ちょっと気になるのは鏡との位置関係ですが、

きっと全く問題はないでしょう。



仮にそれがデメリットだとしても

メリットの方が大きい、

私はその判断は間違っていないように思います。