若いうちは文句を言おう

ちょっと若手と飲んでみたので少し。

文句は理想への憧れの証

最近、たて続けに色々な人と飲んでみて(特に若手と)、感じたことは唯一つ、なかなかめんどくさくて面白いww。こう言うと私が凄い嫌な人間となるわけだが、将来的に伸びる人材というのはこういうめんどくさい若手から出てくることは間違いない。奇跡的にひそかに思いを内に秘めながら大成する人もいるかもしれないがそれは稀な話だ。若いうちは気を使う必要はないとまでは言わないが、自分の思ったようにアピールしていく方が良い。下手に「事情があるのかも・・・」なんて神心を出すより、思いっきり嫌忌すればよいと思う。その先に何が起こるか、そういった人間のパターンも2分化していく。何かを悟る人とと誰かのせいにして一生生きていく人だ。私に面と向かって色々と「会社が・・・」、「上司が・・・」と言ってくる後輩は大体前者となると信じている。

文句の矛先を忘れない

文句や苦情を言うことは別に悪くない。それは悪いことが見えている証拠であって、悪いことに慣れるより百倍良い。大事なのは、今そう言ったこととその矛先を忘れないことだ。遅かれ早かれ自分も同じ立場に着くだろう。その時、自分はどうなっているのか、反面教師としてできているのか、やっぱり(悪い意味で)同じなのか、見えない意図に同調して同じことを(意図的に)やっているのか、それは分からない。でも、過去の自分の意見との戦いを避けてはいけない。「成長したぜ、俺」、みたいな一言で済ませるなればきっとその人は同じ悪い思いを後輩に抱かせることになるだろう。あくまで「意図して」ということが重要なのだ。

最終的には自分が解決する

でも残念ながら、幸か不幸か自分にふりかかる問題は自分で解決するしかないと思って欲しい。時間がかかってもだ。隣の人が同じ不満を思っている可能性はだいたい5割を超えるとは思うが、解決してくれる可能性は1%にも満たないに違いない。すべては自分が作り出す、変えるという意思なくしてはサラリーマンだってやり遂げられない。何度も同じことを書くようだが「こんなはずじゃなかった」という思いは誰しもが味わいたくなくとも9割以上の人が味わうことになる、たぶん。決断と行動には色々ある。今見えていないことも多々ある。上司から離れる、部下と距離を置く、自分の成長と組織の成長には何が最善なのか、それを見据えれば答えは見えてくるだろうし、協力してくれる人も組織も間違いなくいる、そういうことを忘れてはいけない。

今日はこの辺で。