「Google+1」に見るコミュニティの選択と重要性



Googleが6月1日に「Google +1」をリリースしました。

これは何かというと、
要は「シェア」ボタンのようなもので、
誰かがこれはいい、と思ったものが
すぐに分かる、というものです。

日本版ではまだ表示されませんが、
日本でもGoogle.comにアクセスし、
言語を英語に設定することで表示されますの。

これについては最近考えることがあります。

1つは、最近ブログやHPにある、
いいね、シェア(facebook)、なう(ameba)、チェック(mixi)、つぶやく(twitter

などのボタン、
これにさらにGoogle +1のボタンが追加される感じになります。
(実際に追加している人はもう多い)

人によってどのボタンを押すかはわかりませんが、
多くの人は複数は押さないでしょう。

facebookもやっているし、amebamixitwitterもやっている人は
どうするのでしょうか。

私もそうですが、twitterfacebookは連携させるようにしているので
「つぶやく」を選択すればtwitterfacebookは制覇できます。

じゃぁ他は?というと
連携は可能です。プラグインの設定次第。

でもmixitwitterの相性は結構悪いと私は考えているので、
mixitwitterは連携していません。
(正確には連携していたけどやめた)

色々なサービスを使用していると
どこにどういう発言をするか、というのは分かってきます。

twittertweetとして発信するか、
facebookで近況を発信するか、
mixiで日記で発信するか、
ブログでまとまった情報として発信するか、

ここはユーザに委ねられているところですが、
さらにGoogle+1のようなサービスが増えてくると
もう分かる人にしか使い分けはできなくなります。

こういう流れはきっとどこかに収束するだろうと
個人的には思っています。

各ブログ等は徐々にそういうボタンが減ってくるのでは・・・と。

それはブログの書き手(第1次発信者)が
内容に応じて読み手(第2次発信者)がどこにシェアをすべきかを
考えてる(教えてくれる)ということです。

どのボタンが多いかと言えば
最近はtwitterfacebookの2つに絞られますが、
やはりfacebookの方が勢いが良い、


こういう状況を見ていると
最近は、情報を誰とどこで共有するか、
コミュニティの選択というものが
重要になりつつある気がしています。

何かを訴求するときに
どこを押さえればよいのか、

ただ漫然と「世間」、なんていう言葉では済まされません。

最も訴求力と影響力のあるコミュニティはどこなのか、
そんなことを考える必要があるのです。

そしてそれらはいくらコミュニティの定義があっても
判断がつかないもので、
実際にやってみないとあまり感覚がつかめません。

私もこの内容ならこっち、とはいえますが、
そこに明確な理由があるわけではなく、なんとなくです。

コミュニティの多様化とその選択、
それは実際に使ってみることから始まる、

大変ですがそんな時代のような気がしてならない今日この頃です。