ワックスは今後も主流!? 〜資生堂の戦略と覚悟


今日は男性用整髪剤のお話を。



私はUNO派。

洗顔シートも断然UNO派。)



UNOは資生堂商品ブランド

そんな資生堂

国内での売り上げはずっと下がり気味です。



資生堂は、そんな国内から海外に活路を見出し、

今は海外での売り上げを伸ばしています。

(詳しいところは最近の日経ビジネスに特集されてた)





そんな資生堂が整髪剤フォグバー
を出しました。



特徴は霧状の整髪剤でスプレー式ということ、

CMでも三浦春馬妻夫木聡小栗旬瑛太

今をときめく俳優陣を起用して完全に戦闘モードです。





世の中の反応も上々のようで、

ブログなどを見てみると

「簡単に妻夫木みたいになった」

とか書かれていました。



資生堂は広告に対しては結構力をいれていて

魅力的な宣伝効果を出しているように思います。



少し前にはTSUBAKIで多くの女優を抜擢することで

話題になりました。



実は資生堂は男性用整髪剤では国内2位です。



では1位はどこでしょうか。



そうマンダムです。

「GATUBY」ブランドを持っているところ、

といった方が伝わりやすいですかね。





資生堂は今回新商品に

「霧状」という新しいコンセプトを持ち込みました。



分野的には、ワックスが圧倒的支持を集める中で

この挑戦がどう出るのか、



同社の覚悟が伝わってきます。





一方でマンダムは

ワックスの主流は揺るがないとして、

ワックスの欠点を減らす商品開発に従事しています。



整髪する際に気にすることとしては、



固まり過ぎないこととか、

手が汚れない、べとつかない、

思い通りになる、

長く保てる、・・・etc



色々あると思いますが、

今回資生堂は、

汚れない、べとつかない、思い通りになる、

というところにフォーカスを当ててきました。





一方、マンダムは、

べとつくというワックスの欠点を

商品自体でべとつき難いワックスを発売するのと同時に、

同GATUBYブランドから

簡単に洗い流せるシャンプーを発売するなど

関連商品でも対策しています。





市場シェアが今後どうなるのかという面白い一面もありますが、

資生堂の広告戦略には今後も勉強になるものとして注目しています。



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