ハンバーガーとドーナツは一緒に食べれる!? 〜モスドの狙いは何なのか
今日はミスド、
じゃなくてモスバーガー、
じゃなく、
モスド!!
です。
モスドは、昨年
ドーナツバーガーを出して
話題になりました。
モスドとは、
「モスバーガー」のモスフードサービスと
「ミスター
ドーナツ」のダスキンが
共同運営する商標です。
名前はゴロ良くて意外に好きですが、
私個人としてモスドにそんなに興味は
ありませんでした。
ところが、この新業態に店舗が出現するそうです。
「モスド1号店が4月23日に広島県内に出店」
と
いうことで、
その意味を考えて見ました。
イメージだけで考えると、
ハンバーガーとドーナツ、
一緒に食べ
る気しないし、意味あんの?
って感じがするのですがどうでしょうか。
新聞報道的なそもそもの提携のメリットは、
ミ
スドはモスの品質管理のノウハウを導入、
モスは、仕入れを共同で行うことによるコストダウン、
というところです。
それだ
け?
ではないでしょう。
おそらく狙いは
時間帯別の弱いところを保管しあう
ということではないか
と思っています。
どういうことかと言うと、
モスバーガーはもちろん食事、
そうするとお昼時、夕飯時、朝
あたりが勝負時です。
一方、ミスドはおやつ時、
つまりは3時とか、そのご飯とご飯の間の時間が
勝負時なわけですね。
唯
一、朝というのは
モスでもミスドでもという選択があるので
かぶっている時間帯だと言えると思います。
でもモスもミスドも
どちらも食べれる店舗にしたところで
朝のシェアの食い合いが起きるとは考え難い、
なのでそこも大した問題ではないように思いま
す。
さらにこの共同店舗は、
勝負時間の補完関係だけにあらず、
両メニューへの誘導も促す可能性があります。
友
達が食べていると
「あっそれ、俺も」
という感じで一人当たりの購入金額が上がる可能性があります。
モスとミスドのセット
メニューなんかも提供するようですが、
両者が利益を得るような価格設定にするのでしょう。
後は、ともに新規顧客の獲得可能性が広
がります。
でもやっぱり何より
「勝負時間の補完関係による売上と単価の向上」
というと
ころが一番大きいのではないかと思います。
ハンバーガーとドーナツ、
私のように一緒に食べる気はしないと言う人は少なく
ないと思いますが
「誰も一緒に食べれとは言ってない」、
というのがモスドの言い分なんだと思いますね。